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04

株式会社
新三協食品流通センター

営業二部

中川 貴司

2009年入社

仲卸だった父とは違う市場外流通の道へ。
変える力が欲しいから、上をめざす。

父は仲卸。常に旬の果実がある家だった。
父が中央卸売市場の仲卸にいたので、家には常に旬の果物がありました。果物の良し悪しとか、どうやって食べたらおいしいとかは自然に身についてました。中学・高校は当然のように市場でバイト。大学を出て就職した不動産会社が全く合わず、半年で退社しました。その後、父の紹介で東部市場に就職し、果物にさわる現場で働きました。しばらくして、今の会社の社長から声をかけられ、こちらに来ました。その時、僕は、父と同じ市場の仲卸ではなく、市場外の道を選んだのです。市場法が変わり、市場外流通が注目されるようになった今の時代、僕らの仕事はますます面白くなると思っています。
市場外流通という仕事。
当社は市場外流通なので、産地から直接商品を買って、あるいは地方の卸売市場から買って、スーパーや生協様に納品します。市場には、荷受があって仲卸があるんですけど、僕らは荷受であり仲卸でもある。産地から直接トラックが入ってきて、コールドチェーンでつなげるというのも強みです。事業の3本柱は、バナナ、野菜、果実。バナナは、緑色の状態で入ってくるのをガスを入れて黄色く熟成させる室(むろ)という設備も持っています。野菜の7割ぐらいは産地直接でやっていますね。果物は6割ぐらいは市場から。産直の相手は、個人もあれば農協もあるし、企業の場合もあります。販売先は、メインが生協様。共同購入・宅配が多いです。僕は営業なので、仕事は多岐にわたっています。産地や市場とのやりとりはもちろん、販売先のバイヤー様との交渉や現場での出荷業務のチェックなど、色々な仕事を同時進行でこなしていきます。
産地も開発するし、商品も自分でつくれる。市場外の自由。
市場の中で仲卸として他社と商品を取り合うのは面白いと思います。セリで安く買えて大きく儲けられるかもしれない。でも、それでは大阪中央卸売市場という枠の中の勝負。僕らはその枠を越えてガンガン外に出て行ける。そこで全部自分で一から組み立てていける。産地も開発するし、商品もつくれる。しかもそれが100%自分の成果につながる。それがやりがいだと思います。つらいことは、相場が思い通りに動かない時かな。商品の数が多すぎると相場が滅茶苦茶安くなって、こちらの値段で売れなくなる。逆にモノが足りないと相場が上がって集荷に苦労します。そんな時が一番つらいかな。

目 標

社長になること。変える力が欲しいから。

目標は、社長になること。サラリーマンやっている以上、当然狙います。最終的にはグループ代表まで行きたい。偉くなりたいと思っているわけではなくて、自分で物事を変えられる権限が欲しいんです。ずっとこの業界でやってきて、僕らを取り巻く状況が10年前と全然変わってきた。その当時は当たり前でも、いまの時代に合ってないことが色々出てきた。それを変える力はいまの僕にはありません。これから10年先に、変える権限を持って「こういう理由だから変える」と言える、少なくとも検討できる立場に立ちたいです。時代に合った働き方でないと人は集まらないし、時代に合った売り方でないとモノは売れない。それを変えられるポジションにいたい。そういう意味で上に行きたいです。

就活生へのメッセージ

食品流通の大変革時代は、活躍のチャンス。

まず言いたいのは、僕らの仕事は絶対に食いっぱぐれがないこと。絶対なくならない業界であること。コロナ禍だった2020年でも売上は前年を上回ったんです。それと僕らの業界は、誰でも学歴とか関係なく入れるんですけど、段取りが悪かったらボロカスに言われるし、仕事さえできたらそれでいい。そういう業界なんです。「ひらめきと感覚」さえ持っていれば誰でも上にあがっていけるし、ある程度上までいくと世の中の年収より上に行けます。いまの時代、こんなに成功のチャンスがある業界って他にないと思います。必要なのは「新しもの好き」の気持ちとやる気。大変革時代に突入した食品流通業界で、一緒に青果ベンチャーめざしませんか。

1日のタイムライン

6:00
出社。加工品の荷集め。リフトに乗って荷集めし、片付け、棚卸し、前日の出荷のチュック。
8:00
「手板」と呼ぶ在庫表を作成。
9:00
出荷表を作成。出荷の確認、商談、出張など。
12:00
昼食。
13:00
営業・商談。
14:00
店舗からの注文が入り始める。
16:00
注文に応じて加工・出荷の手配。
16:30
退社。